今日もブログを見に来ていただきありがとうございます。
お陰様でアトリエは4月10日で7周年を迎えることができます。
アトリエに足を運んでいただいております皆さま
「いつもありがとうございます。」
3月の中旬から急に暖かくなり
身体がちょっとびっくりしながら
このブログを西宮のカフェで書いております。
(いや、修正‼︎また冬の寒さに戻ってきました。寒い泣)
さて7周年ブログは何にしよう?
そんなことをふわっと考えていた時goodなタイミングである行事に行ってまいりました。
先日の神戸市は三ノ宮という場所(おおいたでいうところの”街”です←若い人は街っていうのかな?)での出来事を書きたいと思います。
突然ですが、”餃子”は好きですか?
“餃子(ギョーザ)”です。
あの焼いてパリッとした皮からイチ咀嚼(そしゃく)で肉汁が口の中で溢れ出し、それを追うようにクラフトビールが絶対的に合うあの”餃子”のことです。
決してアニメのドラゴンボールに出てくる目が三つでスキンヘッドの天津飯と仲の良い兄弟弟子”餃子(チャオズ)”のことではありません。

ただあのサイヤ人のナッパとの戦いは、天津飯への想いが強く感じられた捨て身の背中ペタリ攻撃はまだ幼かった私でも心打たれたシーンだったのは共感してくれる方も非常に多いのではないでしょうか。
だから言いたい。
「勇気をありがとうチャオズ」
なのでチャオズも大好きです!!!
、、。
おっと失礼、また脱線しました。
今回はパリッと焼いて食べる”ギョーザ”のこと。
話をドラゴンボール,ナッパ戦から、阪急神戸線へと戻します。
関西の神戸市にはどうやら”餃子食べ歩きツアー”というものがあるらしく、食べ歩きマップまであったので、先日ある方と阪急電車の乗って一緒に行ってきました。



暮れなずむ神戸の路地裏は、
私に何かを教えてくれそうな
そんな予感がしていた。

阪急三ノ宮駅から歩くこと8分ほどだろうか、一軒目は2階にあるギョーザ屋さん、数分間の餃子ミーティングからすぐ次の二軒目へ。2,3分ほど歩き地下への細い階段を降り、解放しっぱなしのお店のドアを入るや否や、
「お兄ちゃんたち上の店おったやろ?」とお店の大将が気さくに声をかけてきた。
“大将”ときくと、恰幅の良い、年齢も60近いイメージで寡黙に料理だけをつくり続けていると勝手ながら想像してしまうが、
40代後半か50代ぐらいだろうか、いやいやわからないぞ!まだ若いはずだ!と思わせるぐらい、元気ある弾丸トークにスラッとしてて、サラッとかぶるキャップと使いこなされたエプロン姿の大将だった。
「ほらそこのモニターみてみ、上に防犯カメラあるから誰が来てるか階段からすぐわかるねん。ホンマ変なヤツとか来たらかなわんやろ、あっ、ここ座り。」と、
お店のカウンターにそろっと二人で腰掛けた。
たぶん12,3人ぐらいそこそこでいっぱいになるであろう店内。カウンターに座った右後ろに4,5人掛けで長方形のテーブルが一つあり、その奥側にさっき言った防犯カメラの気持ち大きめなモニターが大将が調理する少し離れた場所からでもしっかり見えるような工夫になっている。(テーブル席は平日18時過ぎでもすでにreserveプレートが置かれていた)良い意味でごちゃごちゃしてるこじんまりした理想的な店内だ。
スタートが早過ぎたこともあり、店内のゲストは私たちだけだったが、この後、大将の餃子エピソードのアツい談義が繰り広げられることになろうとは、カウンターに腰掛けただけの私たちは、まったく知る由もなかった。
ビールしか飲めない私は、シンプルに餃子のみで勝負したい。お相手の方は紹興酒のかなり珍しいヤツをオーダーし、グラスの音を鳴らす。メニューを見るや否や、ギョーザだけにとどまらず、蒸し鶏のなんちゃらとか、サイドメニューもどうやら充実しているようだ。
さらに餃子なのにイタリアセットなんてのもある。
「”イタリアン”ちゃうで、”イタリアセット”な」
と大将が2回ほど推しを押してくるが如く、言ってきたので、もちろんと!オーダーする。
イタリアセットは、三種の餃子食べ比べ,ベーシック,小松菜,トマトの三種というものだ。「大将め、餃子にリコピンを忍ばせるなんて美容大好き意識高め女子まで喜ばせようとしていること間違いないでしょ!」とそんなことは言わないけれど、食べながら思っていた。が、いや確かに女性から喜ばれる、決してリコピンだけに頼ってないゾイゾイ!!!美味しいお味だ。
そしてそのまま一口頂いては、大将のトークが繰り広げられていった。
少し酔いも入ってることから全部の内容は聖徳太子ではないので流石に書ききれないが、アツすぎる大将のトーク内容と美味しいギョーザを私なりに咀嚼しながら、ココでアウトプットしたい。

〜〜〜
年齢的にも
20代の時のようにやりたいことが少なくなったり、
勢いがなくなってたりするのはごくごく自然な現象で、
その代ごとのステージで「あっ、今マンネリしてる」って気付けるかがキーポイント。
同じ仕事(作業)だけをし続けるんじゃなくて、
“常にもっと良くしたい”と試行錯誤することが、
これからもっと大事なフェーズになってくる。
脱サラしてギョーザの道についた大将からインプット。
まだまだ先は長い。
〜〜〜
大将の話は仕事に対してや、お客さんに対してのおもいがぎっしりと、そのギョーザを噛めば噛むほど、小麦粉に包まれている大将の情熱が溢れ出てくるようだった。
「メニューも変化してる」と言っていたとこなどを聞くと、”追求を諦めたらいけない”とお尻を叩かれているような気さえもする。
おそらく小1時間ぐらいだっただろうか。たった1時間ぐらいだったのに、24時間ぐらいたったんじゃないか?「えっ、もしかしてココは精神と時の部屋なのか?」と、またドラゴンボールに戻ってしまった。きっと大将の情熱のせいなので、少し多めにみてもらいたい。

それぐらい濃厚だった。もう次の餃子のことなんかは忘れていた。そんなトークを交えながら、私たちはまた神戸の夜に溶けて行ったのである。
(正確にいうと一旦三ノ宮を離れ、西宮の夜に溶けに行った)
〜〜〜
いかがでしたでしょうか?
仕事談義となりましたが、職種は違えど誰しもの生活にも形を変えて落とし込めるような気がします。
【 同じ仕事(作業)だけをし続けるんじゃなくて、
“常にもっと良くしたい”と試行錯誤する 】
アトリエも”アップデートをすること”を忘れずに、ちいさなことでも挑戦し続けていきたいと思います。
長文、読んでいただきありがとうございました。
8周目のアトリエも
どうぞよろしくお願い致します。
感謝を込めて。
店主 内田