5th anniversary.

 

 

 

 

お陰様でアトリエは4月10日で、5歳を迎えることができます。

 

 

いつも通っていただいてる皆さまに感謝申し上げます。

 

昨年の終わり頃から、省スペースではありますが、アトリエ内で granola vintage (グラノーラ ヴィンテージ) という

大人のused clothingを展開し、ヘアと連動してファッションも楽しくなれるような空間をつくってみました。

 

それにちなんで、今回のブログは 【ファッションについて】を書いてみました。

長文になりますが、どうぞお付き合いください。

 

 

 

ココ坂ノ市の地には、服屋さんがありません。

数年前までは “ファッションセンターヤマウチ” さんという

いわゆる”地域の服屋さん” があったのですが、そこも数年前に閉店をし、

とうとう坂ノ市の地域から、服屋さんはなくなってしまいました。(靴屋さんはあります。)

一番近くても、バスか車で約20分のとこにある商業施設か、

おおいたの街(JRおおいた駅周辺)に行かないと服を見ることができません。

 

 

 

その昔(約30年ほど前)坂ノ市のとなり町 大在(おおざい)にある

カレーハウスCoCo壱 日本文理大前店 の横に

“ブルーハート” というジーンズショップがありました。

 

当時はジーンズの人気が全盛期。

小5ぐらいの頃から、何も買わない(買えない)けれど ただ見に行くだけ、通ってたりしていました。

 

坂ノ市駅から大在駅までのあの線路沿いのまっすぐな道路、

子どもにとっては県をまたぐぐらいのワクワク感にも似た思いで、約3㎞をひたすら自転車で20分以上かけて、

 

こっそりと行っていました。(当時確か子どもだけで校区外に出てはダメでした←ルールは守ろう)

 

中学生になり、さらに服に興味が出てはじめると、

坂ノ市駅まで自転車で行き、電車に乗り、おおいたの市街地に友だちと行っては、

服屋から服屋へ、ハシゴ(ジャンル関係なく突撃)して、時間がある時に店員さんとお話をしてもらいながら、

 

服のことや、アイテムのこと、雑誌のこと

いろんなことを吸収して、ファッションの楽しさを教えてもらっていました。

 

また、そうやってただただ街を歩いているだけでも、ふと思いがけず、ステキな副産物(服とは関係ないこと)にも出会えたりします。

 

今はなき大分PARCO 【現 祝祭の広場】 の最上階(スケーターブランドの階)にある大きなガラス窓からの景色は、

 

人間観察や、旧おおいた駅を上から眺められたりできて、ホントに最高な場所でした。(高所恐怖症だから、二歩下がって眺めてた)

 

 

 

 

今ではほしいものは、ネットでポチッ。

ホントに便利、とてもありがたいです。

 

でも最近分かったことがひとつありました。

それは、

 

 

服を買う前や、買った後、

その “アイテムについて誰かと話したりすること” が実は面白かったりする。ということです。

 

特に服やブランドに詳しくなくたっていい。

このTシャツのこういうところが好きとか、この辺りの部分が可愛いとか、この色味が絶妙に良いだとかetc…

 

 

「良いところを、なるべく言葉に出して話すこと。」

 

 

ファッション好きな人だと…

ほんの1センチの着丈の長短や、

パンツとトップスのベストなサイジング、

全体の色味のバランスや、

素材でのはずし方や、色での抜き方。

帽子のかぶる角度に、ロールアップの幅、

前後左右から見た時の全体のシルエットだったり、

服がキレイに見える立ち姿勢から

シューズの存在感の意識、

チラッと見える靴下だったり、

 

果ては洗濯物の干し方や、

美しく魅せる為のオシャレな部屋づくりだったり

ライフスタイルまでetc…

 

 

 

「…やっぱり服好きは、服への愛がハンパないなぁ〜…汗。」

そんなことを思いながら、当時の店員さんや服好きな先輩たちの話を前のめりになりながら聞いていました。

 

教えてもらえたことを言い出すと、キリがありません。

まだまだ、今だに知らないことだらけです。

 

そしてまた

“ヘアスタイル”というのも、自分を魅せるそのトータルの一部分だと考えています。

ヘアスタイルがキマるとうれしいし、

たとえヘアスタイルのキマり度が7割ぐらいだったとしても、

服装がバシッとキマれば、不思議とヘアスタイルもキマッて見えちゃう!!!

 

これもこれでまた楽しくなる。

 

服とヘアスタイルの関係は、ホントに密接です。

 

ファッションの話を誰かと交わすだけで、

“服を着ること” や “ヘアスタイルを整えること” に

新たな発見があるかもしれません。

(服装もわかるように日頃からできるだけ上半身から全身を撮るイメージを心掛けています)

(座ってる姿勢だと、たるみ具合など、服の表情も少し変化して見える)

 

 

そして最後に、

以外にも良い服というのは、一番近くにあります。

 

それはお家のクローゼット。

お父さんやお母さんのクローゼットの奥の方には、もしかすると、

自分に似合うステキなヴィンテージ品が眠っているかもしれません。

 

 

いつもスーツの姿のお父さんや、

毎日オシャレなお母さんも、

「あっ、そういえばもうさいきんアレ全然着ていないなぁ〜」的な

goodな服が、どこかにあるのではないでしょうか。

 

 

実家のクローゼットも眠ってる可能性があるので穴場です。

大切に着ることを条件と、マッサージ券(昭和w)の発行を約束すれば、すぐ貸してくれるはずです。

 

またお年頃のお子さんがいるご家庭でも、子どもさんがマッサージ券w、もしくはおおいた駅の中にあるゴディバかリンツで服の交渉して来たら、是非話に乗ってあげてください。

 

 

そして私が個人的に思う

goodな服の”カタチ”というものもあります。

それは決して流行りモノや、ブランドの価値、

それだけではなく、

 

初めて買った服や、デートで着た服

プレゼントされたり、形見だったり、

一緒に買いに行った服や、

なぜかテンションをアゲてくれるモノ等…

 

そういったLIFE STORYや、想い出もコミコミで、

何と言いますか

どこかこう…

 

胸のココにグッと来るものが

goodな服なのかなぁ〜。

なんて思っていたり、いなかったりと。

そんな”カタチ”であれたらうれしいと

感じております。

 

 

 

ファッションのことについて

家族やまわりの人とお話をしてみると、

生活の中で、またひとつ

楽しみなコトが生まれると思います。

 

 

 

長文、読んでいただきありがとうございました。

 

これからも少しずつ

楽しいと思える空間を創っていきますので、

6年目のアトリエもどうぞよろしくお願い致します。

 

感謝を込めて。

 

 

アトリエ併設のgranola vintageはこちらから。

↓ ↓ ↓

@granola_vintage

 

 

 

〜〜〜 余談〜〜〜

 

中学生の頃、大在のジーンズショップ ブルーハートで人生初めてジーンズを買ったのですが、

もちろんそのジーンズが存在しているわけがないのですが、

 

 

先日まさかの衝撃の事件が起きました。

 

 

そのファーストジーンズ

奇跡的に友人の家にありました。

 

捨てずに保管してくれていたらしく、

アトリエに持って来てくれました。

 

捨てなかった友人に感謝です泣

ありがとう。