「works」「vlog」「古民家」
この三つをテーマに、去年から映像を撮り始めました。
なぜこの三つがテーマなのか、僕にもわかりませんwww
ただ気付いたらこの三つになっていました。
そしてその中でも今は「仕事」というテーマが僕の中では気に入っているというか、撮っていても楽しいことに気付き始めました。
というわけで、今回は「仕事」ということをテーマに映像をつくろうと思ったきっかけを、【これまでに制作した作品】を挟みながら、ちょこちょこっと書いてみます。
“美容師という仕事”
僕が子どもの頃、母は専業主婦で家事を。父は北九州の新門司から大阪南港を行き来する某フェリー会社の船長をしていた。
父が家に居たのは月に10日間ぐらいだった気がする。もちろん当時は父の仕事のことなんて気にすることもなかった。父は家から(大分県大分市)北九州まで片道約2時間半の道のりを毎回通っていたので、仕事の当日は朝早く、よく母と兄と僕で車に乗って行く父の姿を、見えなくなるまでお見送りしていた。なんだか寂しくていつも泣いていたのを今でも記憶にある。
父の「仕事」はいったいどんなことをしているのだろうか?
「海賊船みたいな大きい舵を右に左にまわしながら進んでいるのかな?」と、幼いながらも、「仕事」というものを想像していたが、それはただただ現実とはかけ離れたものが、僕の想像の中にだけ存在していた。
“ガラス屋さんという仕事”
子どもはいつ「仕事」というものを考えて、卒業アルバムの後ろの方によく書かれてる将来の「夢」というものを選択しているのか。
小学生だった当時、卒業アルバムで上位を占める人気だった将来の夢は「ケーキ屋さん」「お花屋さん」「美容師さん」「サッカー選手」「野球選手」「お嫁さん」「お金持ち」などだったと思うw。
テレビに映るものや、街で出会い、感じれた”コト”や”モノ”が、そのまま「夢」に繋がっていたが、見えていたのは、その夢(仕事)の表面でしかなかった。
もしその夢(仕事)がほんの少しだけ透明性(具体的に何をしているのか見れたら)が出たら、子どもたちは仕事の見え方や、将来の意識が良い意味で変化するのではないのだろうか。
“瓦屋さんという仕事”
“写真家という仕事”
当時の僕が、父の仕事内容を見ることができていたら、その仕事に興味が湧いたり、今よりさらにその仕事をリスペクトしていたり、もしかしたらその憧れからフェリーの船長になっていたかもしれない。(いや言い過ぎました。船長なんて簡単になれるわけではない。やはり美容師がいいw)
言い方はオーバーかもしれないが、”仕事”(社会で行う仕事,家でする家事)ということに対しても”興味”を持てるようになり、また「仕事」や「社会」というものへの”関心”が生まれると思う。
たとえどんな仕事の中身だとしても、一言で簡単には語れない。
とても長い時間、長い道のりを経て少しずつ”仕事”ができるようになる。
僕の作品はあまりにも初心者感が満載で、撮らせてもらっていて、ここに映っているのはその仕事のほんの一部でしかない。
ただその一部だけだとしても、”映像という媒体”で観ることによって、何かを感じたり、またその【仕事の先にあるドラマ】のようかものが浮かんでもらえたらうれしい。
“自転車修理屋さんという仕事”
とてもざっくりとではありましたが
長文、お付き合いいただきありがとうございます。
一言で言いますと、子どもたちに観てほしくてつくっています。
初めて親元を離れ一人暮らしを始めたとき、母親が家でしてくれていた”家の中の仕事”の多さや、
家の中がいつもキレイにされていることの大切さを、恥ずかしながら21歳で、はじめて知りました。
是非ご家族で一緒に観ていただけると嬉しいです。
またお出掛けした時に、たくさんのお仕事に触れて感じてもらえたらうれしいです。(子どもに観てほしいと言っておきながら、スクリーンの見過ぎはオススメではないです。小さなお子さんのスマホ、タブレットは上手にお付き合いをお願いします)
最後にあの一言を言わせてください。
「チャンネル登録よろしくお願いします。」
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